過去には審査が甘く、大きな債務を抱えている人にも貸し出す貸金業者が存在しましたが、現状では正規の業者で審査が甘い業者は存在しません。

改正貸金業法では、第13条の3によって個人への貸し出しは年収の3分の1を超えてはならないという総量規制ができ、さらに第13条の4では貸出額に応じて申込者に年収証明書の提出を求めなくてはならないこととなったのです。この貸金業法に違反すると、監督する金融庁から貸金業免許の停止措置がされ、場合によっては免許取り消しの事態になるかもしれません。つまり、貸金業者は営業が続けられなくなるのです。

ところがあるんですね。審査の甘い業者は。
ひとつは正規の免許を持った業者。
もうひとつは完全な闇金です。

正規の免許を持っているのに審査が甘い業者とは、ブラックリストに掲載されてしまった、他の業者では相手にされなくなった人に融資をする業者。年利は利息制限法に沿って18%までですが、電話や機械だけの審査は行っておらず、全て対面で審査します。そして、来店する人がそこからも借りられないことを知っているので、最低限の資金だけを貸してくれます。

さたに、たとえば3万円貸し出して1ヶ月後の金利が443えんだったとすれば、その443円に加えた元本分3万円も持ってくるようにいわれます。もし来店して返済しなければ、やんやと電話がかかってきて来店せざるを得ない雰囲気を作り上げてしまいます。

そういったブラックリスト掲載者に貸し出す業者がある一方で、貸し金業法の枠を超えた融資を行うと標ぼうする違法金融=闇金もマスコミに広告を出し、堂々と営業を続けています。店を構えてまで彼等が駆使する理由は、広告を出せば表には出ない形の秘密の契約書を作り、当局に通報されても逃げ切るだんだんができているからです。それらについては「闇金ってほんとうにあるの?」で詳述してありますから、ここでは割愛します。

傾向として以下のことを整理しておきましょう。

貸金業法の総量規制ギリギリの人→どこも貸してくれません。闇金に主に狙われます。
既にブラックリストに掲載されている人→一部正規業者が貸してくれる。闇金に主に狙われます。